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日本語には沢山のカタカナ語があふれ(日本語を学ぶ外国人たちを悩ませる種にもなっています)、その多くは英語由来のものです。こんな好条件を英語学習に生かさない手はありません。英語以外の外国語学習では、なかなか使えない手です。何せこれほど多くカタカナ語になっているのは、英語くらいのものですから。たとえば野球に関するカタカナ語だけでも、少なく見積もって100個以上の英単語を私たちは知っているはずです。
もちろん、カタカナ語の一部は、おかしな発音であったり、奇妙な合成語であったり、別の意味やニュアンスが付いているケースもあるので、そういった点には注意しなければいけません。でも、きちんと注意できていたなら、とても効率よく英単語を覚えることができます。そしてこのサイトでは、頻出順にカタカナ語を紹介しているので、さらに効率よく英単語を覚えることができます。
プロジェクト・グーテンベルクの成果をベースに、口語表現を追加した独自の英単語リストを作成し、カタカナ語、およびカタカナ語に近しいものを頻出順に各エントリで20個ずつ紹介しています。紹介している単語は全部で6000個ですが、有用性を考慮せず闇雲に載せているわけではありません。VOAのSpecial English、JACET8000、SVL12000に採用されている単語にはそれぞれマークしてありますので、その辺りが気になる方は軽くチェックしてみてください。
それにしても何とも驚くべきことに、日本人は英語を本格的に学ぶ以前から、英語学習に必要な単語の多くをカタカナ語として身につけているのでした(その割に苦手意識を持つ人が多いようですが、きっと正しいスペリングを知らなかったり、間違った発音で覚えているからでしょう。しかし考えてもみてください。例えば、あなたの身近にフィンランド語の単語を5000個ほど知っている人がいたら、「すげー!」って思いませんか??)。というか、特に学習しなくてもVOAくらいの英語なら、すべての日本人は使いこなせるはずなんです。何しろSpecial Englishの単語の80%くらいは、カタカナ語として日本語に組み込まれているんですから。
どうぞ当サイトをボキャビルの基礎固めにご利用ください。カタカナ語なので、ホントに一気に基礎を固めることができると信じています。
なお、各カタカナ語の紹介では、ちょいちょい小ネタが入ってきます。どうでもいい情報かとは思いますが、そういうのがあった方が、人の記憶には定着しやすい気がするんです。学習の退屈しのぎにでも役立ててもらえれば幸いです。
ではでは!