suffix
漢字のへんやつくりを覚えると学習スピードが上がるように、接頭辞や接尾辞を覚えると英単語の学習スピードが上がります。並びは頻度順です。
漢字のへんやつくりを覚えると学習スピードが上がるように、接頭辞や接尾辞を覚えると英単語の学習スピードが上がります。並びは頻度順です。
~のような、~らしい
~する人、~するもの
動詞や名詞を形容詞化、動詞や形容詞を名詞化
動詞の名詞化、名詞の形容詞化
~で満ちた、~一杯、動詞や名詞の形容詞化
~できる、動詞や名詞の形容詞化
動詞を名詞化
~のない、~できない
形容詞の名詞化
~にする
~のような、名詞の形容詞化
名詞に別の意味を与える
~する人、~するもの
~主義者、~の専門家
~する、~化する、名詞や形容詞を動詞化する
動詞の名詞化
動詞や名詞を形容詞化
名詞の形容詞化
動詞の名詞化
動詞や名詞を形容詞化
~主義
動詞の名詞化
名詞に別の意味を与える
~の人
動詞の名詞化、動詞の形容詞化
~のような、~らしい
末尾がableの形容詞を名詞化
名詞や形容詞の動詞化、名詞の形容詞化
動詞の形容詞化
名詞に別の意味を与える
同士や形容詞を名詞にする
動詞の形容詞化、動詞の名詞化
※これはガチで使える単語力を高速で効率よく身につけたい人向けのコースです。グロービッシュで十分な場合には不要です。
【 高効率最高速ボキャビルの三つのステップ 】
◆捕捉1
当サイトからボキャビルを始めるメリットは、覚える英単語をカタカナ語に絞っているため、暗記に要する学習コストや苦手意識を低く抑えられるところにあります。
◆捕捉2
次にJACET8000やSVLに進む理由は、それぞれおよそ半数の単語を当サイトで覚えてしまっているので、その土台がない場合に比べて、圧倒的にサクサク進められ、かつ効率的に重要単語を身に付けられるからです(SVLを最後まで終わらせない理由は、その次元になると単語の重要度順が誤差と呼べる範囲となり、暗記能率がそれほど高いものではなくなるためです。もちろん12000まで覚えても何も問題ありません)。
◆捕捉3
最後に自身が興味ある分野、あるいは関与する分野での頻出語を重点的に覚える理由は、特定分野の単語をネイティブ全般の頻度順に覚えようとすると、暗記対象となる単語数が数万(ひょっとすると十数万)にも上り、まったく賢い方法とは言えないからです。それよりは直接その特定分野に頻出する単語を覚えてしまった方が、手間もかからず効率もよいものとなります。2.の段階で基本的な単語力はすでに身についているので、何か不都合が生じることもありません。
このサイトではカタカナ語として6000の英単語を紹介しています。そのうちVoice of America(VOA)でSpecial Englishとして設定されている単語リストに含まれる単語は1201個です(カバー率79.5%)。JACET8000に含まれる単語は4665個です(カバー率58.3%)。究極の英単語12000に含まれる単語は5634個です(カバー率46.9%)。
なお、ビジネス用コミュニケーションツールとしてグロービッシュ(グローバルとイングリッシュをかけあわせた造語)を提唱したジャン=ポール・ネリエール氏は、基本単語として1500語のリストを作成しましたが、その時に彼が参考にしたものが、VOAのSpecial English Programにおける基本単語1500語(2014年2月現在では1510個)です。当サイトできっちりボキャビルすると、Special Englishのリストから覚えなければならない単語は、残り309個となるので、ビジネス用コミュニケーションツールとしてグロービッシュを身につけたい場合にはチャレンジしてみるとよいでしょう。
ちなみに、JACET8000は、British National Corpus(一億語)に、独自に作成した580万語のリストを追加し、そこから8000語を抽出したもので、この8000語によって英文に含まれる単語の97.3%(平均。固有名詞を除く)をカバーできるとされています。つまり、このサイトでボキャビルの基礎固めを終えた後、JACET8000の残る3335個を覚えたならば、あなたは英文に含まれる単語の97.3%を辞書なしで理解できるようになります(ただしJACET8000の書籍は入手しにくいので、同じ程度の水準にある究極の英単語の三巻までをチェックするといいと思います)。この数字の解釈には、JACET8000の概要が参考になります。そこには次の文が載せられています。「一般に、文章を構成する単語の95%程度がわかれば、その文章はおおむね理解可能だ」。
また、究極の英単語12000の第四巻には、このような言葉が添えられています。「最終巻のこの本では、TOEIC満点を超え、語彙マスターになる、超上級の3000語を学びます」。もしあなたが語彙マスターになりたいのであれば、当サイトでボキャビルを終えた後、SVL12000の残る6366個を覚えると良いでしょう(※究極の英単語12000とJACET8000では共通する単語も多いので、JACET8000を済ませた後、さらに6000語以上の単語を覚えなければならない、ということにはなりません。参考までにJACET8000にはSVLの単語が7501個含まれています)。
「英語をマスターするには数千も単語を覚えなければならないなんて……」と思われる方もあるかもしれませんが、実際にはカタカナ語だけでもかなり戦えるので、JACET8000やSVL12000への挑戦は、ほんとうに英語をかっちりやりたい人向けです。しかし、「英語を身に付けるには3万から4万の単語力が必要」といった言葉を聞いたことがある人の場合には、「たったの数千の暗記でいいの!?」と逆に驚かれるかもしれません。
新聞を一面から最終面まで熟読する人は少ないでしょう。ほとんどの人は興味があるところだけを拾い読みしているはずです。そして、読み飛ばしている紙面には、日本語ネイティブすら知らない単語が使われていることが珍しくありません。
例えばあなたは、ラグビーの用語をどれほど知っているでしょう? あるいは、医療保険改革の記事をスラスラと読むことができるでしょうか? もしくは、日銀短観の解説記事に使われている経済用語をすべて正確に説明できるでしょうか?
そう、新聞のように万人向けに作られた商品ですら、私たちはそこで使われている言葉に精通しているわけではないのです。これが資格試験のテキストや特定分野の用語集になれば、さらにお手上げになるはずです。いよいよ知らない単語のオンパレードに見舞われるだろうからです。
このように、ネイティブすら知らない単語が身の回りには数多くあるにもかかわらず、私たちは日本語ネイティブとして特に不便することなく生活できています。この辺はうまいこと脳がフィルタリングしてくれているのでしょう。
しかしこれが外国語となると、途端にパニックになります。どこからが特殊な用語で、どこからが普通の言葉なのか判断できず、知らない単語の数の多さに圧倒されがちです。興味の範囲を絞りきれていない場合はさらに深刻で、絶望的な気分に陥ることすらあるでしょう。「こんなにも知らない言葉だらけとは……」と。
けれど、ここはうまく開き直ることが必要です。まず興味の範囲を絞りこみ、そこでの用語に慣れてしまうことです。すると段々と特殊な用語やフレーズの見分けがつくようになります。余裕が出てきたら、徐々に別のジャンルへと手を伸ばしていけばよいでしょう。何も不安がることはありません。ネイティブだって、すべてのことがらに精通しているわけではないのです。ましてや外国語を学んでいる者にとっては、という話です。